農業ジョブコーチ/農福連携

5/29・6/6 農業ジョブコーチ活動記録vol12 農福連携の新しいサービスを模索 剪定枝の処理作業に挑戦してみた

有田みかん農家のもりやん そして障がい者就労支援事業所の農業ジョブコーチのもりやんの日記もりやんブログです。#農福連携 #農業ジョブコーチ 

2024.05.29 1日目 作業時間2時間

障がい者就労支援B型事業所の工賃向上を目指して農福連携の新サービスを模索している私たち 今回は剪定枝の処理作業です 今日は ちえちゃん が参加です     

🍊↓園主の伊藤さんから説明を受ける🍊

伊藤さんは約15年程前に大阪から有田市に移住して来られ 奥様や子供様と笑顔あふれるあっとホームな柑橘農園経営をされており 柑橘類の栽培に関しては かなり勉強されている理論派で私はよく質問や疑問をぶつけていつも腑に落ちる回答を出してくれる方で尊敬しています。そして福祉的な考えにも理解があって 私たちのチャレンジ精神を快く受け入れて お仕事としてはじめて作業依頼をいただきました

伊藤嘉昭農園  https://www.facebook.com/yoshiaki.itou.98/?locale=ja_JP

先ずは 比較的安全に使用できる剪定ばさみを使ってみましたが 柑橘の枝は固く力が必要です

と言うことで 危険ですが・・・ 電動枝切りバサミも試しに使ってみました

今回の 安全作業の指導ポイント ・急がない ・立って電動枝切りバサミ作業をしない ・作業時は安定した姿勢をこころがける ・自分のまわりに人や障害物がないか集中する ・トリガーを引くときは肩幅に両腕を開いておく ※ほかの作業員は声をかけるときは1メートル以上離れて正面から声をかける ※電源を切るまでは絶対に近づかない ※会話する時は必ず電動枝切りバサミの電源を切り地面に置く 

普段から包丁を握って料理をしているお姉さんたちは刃物の怖さを理解されているので 大切な部分だと感じます

休憩タイムにはお茶とおやつまでご準備いただいて 伊藤さん ありがとうございました

2024.06.06 2日目 作業時間2時間

2日目 りえさんが作業に参加 前回の反省を踏まえて作業前に落ち着いて電動枝切りバサミの説明と練習をしっかり行います

・急がない ・作業姿勢 ・腕の間隔 安全第一に作業しています

ただ切るだけではなく 切断すつ枝の大きさも考えて処理していきます 後で防除作業の時にホースに枝がひっかからない程度の大きさに切断することが大切です

10aの園地を2日に分けて 4時間作業させていただきましたが 今回の実施検証では作業を完了することはできませんでした。

今回のサービス評価として伊藤さんからは 正直に不合格をいただきました。 たくさん反省して考えました そこから生まれた発想 次はこれだー(^_-)-☆ ちゃんと得られるものがありました 今後につなげたいと思います また次回に実施検証してご紹介できると思います 少子過疎高齢化 後継者問題   猫の手もかりたい農家さんが多いわけですからあきらめず 「農」良猫サービスへの希望の道はつづく

今回は柑橘類の剪定枝処理作業でした 最後までありがとうございました もりやん