修行日誌/農業

新米農家の土シリーズvol.01

How are you!  温州みかん生産量日本一の和歌山県有田市から就農オッチャンの、もりやんです。

子供の頃に田んぼや山で土遊びしていたらよくミミズさんが出てきましたね。オシッコをかけるとチ○コが腫れるなんて話もありましたが・・・。

今日は土の話です。土にこだわり。JAで最高値で取引される「味一みかん」を連発して出荷している農家の秘訣は土にありだ。

具体的に500円(kg)?その凄さは普通に計算すれば想像出来ますよね。新規就農目指している方も憧れますよね。

私も目指しています。

この「土」シリーズは奥が深く。もりやんもお師匠さんに指示を受けてその秘訣を必死に学んでいますが、みかん農家を目指したいと本気で思っている方にお届け出来ればと思います。

土の中にミミズさん、がいるといい土だと言います。

それでは?どうしてか想像出来ますか?

ミミズさんは土の中に潜って動きまわります。潜るときに土の表目の有機物を引き込んでくれます。表面には葉っぱやら落ちてますよねよれが有機物です。

ミミズさんが土の中を通ると穴が空き孔道が出来ますのでそこには水が通ったり空気が含まれるので引き込まれた有機物が分解されて微生物が繁殖します。

ミミズさんは落ち葉や土を食べて良い菌を増やしてくれるわけです。病原菌や害虫も減らす役割を担ってくれるわけです。

もちろん食べたら出す。

ミミズさんのウ○コ?以下「糞」

糞にはリンやチッソやカルシウムなどが含まれています。そして有機物やアミノ酸や酵素も含まれていると言います。

じゃあーオシッコは?以下「尿」

ミミズさんの体から出るネバネバの液体その正体はミミズさんの尿です。尿はチッ素成分が多くて微生物のエサにもなるようです。そして通った穴の壁面を固めてくれるようです。

誰でもいつかは死ぬ「ミミズさんが死んだら」

ミミズさんの全身が栄養となります

・たんぱく質、ビタミン、アミノ酸

ミミズさんありがとう。

今日のおさらい。

●土の中にミミズなどの土壌生物はいますか?
昔からミミズがいる土はいい土だといいます。ミミズが通ることで土壌の隙間を増やしたり有機物を消化し微生物が利用しやすい形にしたり、土壌を体内に取り込み消化物と土壌粒子を糊付けして土壌団粒をつくる等のはたらきをします。樹勢が維持できる土のためには、土壌の物理性、化学性を改善するだけではなく、土壌の生物性も重要です。